水晶体


水晶体(すいしょうたい)は、眼球の中でレンズの働きをするものです。

毛様体筋(水晶体に繋がっている筋肉)の働きによってこの水晶体は厚くなったり薄くなったりします。この働きによって焦点(ピント)が合い、ものがくっきりと見えるようになります。

老化現象の白内障は、この水晶体が白濁する病気です。白濁することによって視力は低下し、霞んで見える感がする、夜間の自動車運転で対向車のライトがやたらにまぶしく感じるなどの症状が見られます。

最近は白内障の手術も特に問題がなければ入院することなく、その日のうちに手術をして帰宅することが出来ます。当然ですが、術後はそれなりの養生が必要で、ある程度の期間点眼薬を続ける必要があります。