硝子体


硝子体(しょうし体・ガラス体)は水晶体の後方にあって、眼球の中心部分を埋め尽くしているゼリー状の物質です。主にタンパク質から出来ていて、眼球の構造を保つため、外圧を分散するために存在していると考えられています。

老化現象のひとつである飛蚊症(糸くずのようなものが見え、追いかけると逃げていくように見える)は、この硝子体が網膜から剥がれることにより発生する間隙(すきま)が原因だと言われています。