スーパーPRK(SUPERFICIAL-PRK)手術法とメリット・デメリット

スーパーPRK(SUPERFICIAL-PRK)はレーザーだけで直接角膜上皮を蒸発させて角膜の屈折を矯正する手術の方法です。

この手法によって、一切角膜に触れることなく、手術の際に影響を受けていた涙など水分をクリアしたPRKです。


スーパーPRK(SUPERFICIAL-PRK)手術の手順

1. 眼球を調べて正確な矯正を算出する。

2. 点眼剤で麻酔をして、開瞼器で固定する。

3. 「プロファイル500」というレーザー装置によりレーザーを照射。

4. 手術終了後、処置痕を洗浄。

5. 抗生剤を点眼する。


スーパーPRK(SUPERFICIAL-PRK)のメリット

●角膜に一切触れずに手術が完了するので角膜の強度が強く、激しい運動をしても問題が起きにくい。
●レーザーを照射する範囲が大きいので大きな屈折矯正レンズを作ることが出来る。これは、夜間や暗い所で、大きく開く瞳孔の影響を  受けにくく、グレアを少なくすることができる。
●フラップの作成がないため、角膜の強度を残したまま、厚く蒸発させることができるので強度近視・乱視に最適。


スーパーPRK(SUPERFICIAL-PRK)のデメリット

●角膜表面の治癒に2〜3日かかる。
●術後の痛みが1〜2日間続くことがある。
●視力の安定に1〜3カ月かかる。
●白内障、緑内障などの目の病気を持つ人は手術ができない。