視神経乳頭


視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)とは、眼球の網膜からの情報を脳細胞に伝える神経が束になり、脳へと接合していく部分です。
簡単に言えば風船の空気が出ないようにするための結び目部分だと思ってください。
この視神経乳頭のは凹形になっているのですが、この凹みがどんどん深くなる人がいます。

「陥凹が進む」

というのですが、実はこれは"緑内障"の症状なのです。
現在、緑内障と診断を受けている人の中で、「眼圧」が正常範囲にも関わらず点眼薬などを使用している方がおられると思います。 それが、「正常眼圧緑内障」なのです。この正常眼圧緑内障の代表的な病変が"視神経乳頭の陥凹"なのです。