適性検査を受けて手術の可、不可を判定

コンタクトレンズを装用している人は、検査前に使用を中止します。

クリニックによって指示に差がありますが、おおよそハードレンズは1〜3週間前から、ソフトレンズは3日〜1週間前から使用を控える事になります。一応、予約を入れる時にはその期間を考慮しておいたほうがいいと思います。

注意点として、レーシック適性検査では眼底検査のために目薬を使って瞳孔を開きます。

このため検査後約3時間ぐらいは手元が見づらい、眩しく感じるなどの状態になりますので運転などはとても危険ですので、検査当日は車やバイクではなく、公共の交通手段を利用するようにしてください。

レーシック手術適性検査は現在、多くのクリニックが無料で行っています。検査時間はおよそ3〜4時間かかります。 パキメトリーという角膜のカーブや厚みを調べる検査、涙の分泌量、眼圧、網膜の状態などを調べます。

具体的には、

●視力検査(例の視力測定)
●屈折力測定検査(近視の程度を測定)
●眼圧測定検査(眼圧が高い緑内障の場合は手術不可、基準値=20mmHg以下)
●細隙灯顕微鏡検査(結膜・角膜・前房水・水晶体の状態)
●角膜曲率半径・角膜厚測定検査(角膜の湾曲度を測定)
●角膜内皮細胞撮影(角膜内皮細胞の状態)
●角膜形状解析検査(角膜の状態を再現、測定)

これらのレーシック手術適性検査の時には目の検診と同時にカウセリングも行われます。

レーシックに関する詳しい説明も受けることができるので、 疑問に思う事があれば何でも質問や相談をしましょう。どうしても心配が残る場合は手術の辞退もできますので 安心して相談して下さい。